この回はいつもと少し違います！
※この回は番外編のため、いつもより少し長めの読み物になっています。
「ChatGPTやClaudeを使ってみたい」「プロンプトの具体例が知りたい」という方は、読み応えのある内容になっていますので、ぜひゆっくり読んでみてください。
「なんて書けばいいのか分からない…」
SNSの投稿やホームページのキャッチコピーで手が止まった経験、ありませんか？
伝えたいことはあるのに、言葉にするのがむずかしい――
そんなとき、言葉づくりの“相棒”として頼れる存在が、ChatGPTです。
このコラムでは、AI初心者さんでも使えるコピーづくりのコツや、実際の聞き方（プロンプト例）、さらにChatGPTだけにとどまらないAI活用の広がりまで、実体験を交えてご紹介します。
1. コピーに詰まるのは“よくある悩み”
「たったひと言で伝えたい」
「“自分らしさ”がうまく出せない」
そんな悩みは、実はプロのコピーライターでも日常茶飯事。
とくに自分のことを言葉にしようとすると、手が止まりがちになります。
- 何から書けばいいか分からない
- 言いたいことがまとまらない
- 書いてみたけど、なんだかピンとこない
そんなとき、ChatGPTは“ゼロから考える苦しみ”をやわらげてくれる存在です。
2. AIは「書いてくれる」だけじゃない
ChatGPTは、単なる文章生成ツールではありません。
あなたの頭の中を整理し、ヒントや視点をくれる相棒として使うと、その魅力がぐっと広がります。
たとえば、
- 自分で書いた文章を、やさしく直してもらう
- かっこよく・やわらかく・親しみやすく…印象を変えてもらう
- 自分では思いつかない言い方を提案してもらう
ChatGPTを“対話相手”として活用することで、あなたらしい言葉が自然と引き出されていきます。
3. まずはやってみよう！コピーづくりのプロンプト例
例えば、こんなふうにお願いしてみましょう
あなたは一流のコピーライターです。
以下の条件にあわせて、ターゲット向けのキャッチコピーを5案考えてください。
【条件】
・30代女性向け
・肩こりに悩む人向けのリラクゼーションサロン
・親しみやすく、安心感を大事にしてください。
足りない情報があれば、質問してください。
この一文だけで、ChatGPTはたくさんのヒントを返してくれます！
4. いい答えをもらう2つのコツ
1.役割をはっきり伝える
→「あなたは一流のコピーライターです」など、誰として答えてほしいかを伝えましょう。
2.“聞いていいよ”の姿勢を伝える
→「足りない情報があれば聞いてください」と添えると、より精度の高い回答が得られます。
5. 納得できるコピーを作る“対話力”
「うーん、まだピンとこないかも…」と思ったら、そこで終わりではありません！
ChatGPTには、さらにこう頼んでみてください：
- 「もっとワクワクする案にして」
- 「お客様が共感しやすい表現に変えて」
- 「さらに20案くらい出して」
あるいは、
- 「この中で一番良いものを選んで」
- 「さらに20案くらい出して」
…と相談しながら、“しっくりくる言葉”を一緒に育てていくのがコツです。
6. ChatGPTだけじゃない！実はClaudeもおすすめ
ChatGPTはとても便利で、私自身も朝から晩まで愛用しています。
でも実は、「もう少し日本語の表現を整えたい…」というときにおすすめのAIがもう1つあります。
それが 「Claude（クロード）」。
ChatGPTと同じように無料で使えるAIですが、日本語の自然さ・丁寧さに優れていると感じる場面も多いです。
私もClaudeは日常的に使っています。たとえば、
- 「メールでもう少しやさしい言い回しを変えたいな」
- 「動画のシナリオを作ってほしいな」
- 「プレゼンで話す原稿を書いてほしいな」
…など、ちょっとした表現の調整から構成づくりまで毎日のように活躍しています。
同じプロンプトをClaudeに聞いてみると、ChatGPTとはまた違った切り口が返ってくることも。
AIは“どちらか”ではなく、“どちらも使ってしっくりくる方を選ぶ”のがおすすめです。
7.注意点｜AIは“ハレーション”も起こす
便利なAIですが、実はたまに“ハレーション”（＝誤情報や思い込み）を起こすことがあります。
- 事実と違うことをそれっぽく話す
- 誤解されやすい言い回しを使う
- 内容が薄いけど「うまく書けた風」になってしまう
だからこそ、最後は人間の目でチェックすることがとても大切です。
8.はじめてのAIコピー活用チェックリスト
- ChatGPT・Claude、どちらも試してみた？
- 自分のサービスを説明するプロンプトを一度書いてみた？
- 出てきたコピーに対して「これは近い」「これは違う」を判断できた？
- コピーを見直すとき、“伝えたい想い”をちゃんと意識した？
- 最後に「この文章、自分の声っぽいかな？」と確認した？
→ 3つ以上チェックがついたら、もうAIコピーづくりの第一歩はクリアです！
9.よくある質問｜初心者Q&A
Q. ChatGPTって無料で使えますか？
→ はい。無料プランでも十分試せます（有料版はさらに高性能です）。
Q. Claudeってどこから使えますか？
→ Claude.ai の公式サイトから登録すればすぐに利用可能です。
Q. 変な答えが返ってきたらどうすれば？
→ 「こういう方向がいい」「もっと共感重視で」など、再度リクエストしてみましょう。
Q. コピーじゃなくても使えますか？
→ はい。商品説明、動画の構成、自己紹介文など何でもOKです！
Q. AIに頼るのは不安…
→ AIはあくまで補助ツール。“言葉の相棒”として気軽に相談してOK！
まとめ｜“あなたらしい言葉”は、AIと一緒につくれる
「うまく言えない」
「言葉が出てこない」
そんな気持ちを、AIはそっと支えてくれます。
ChatGPTもClaudeも、使い方はあなた次第。
相談相手として、ひらめきのタネとして、うまく付き合っていきましょう。
今日のSNS投稿、チラシのキャッチ、ホームページの見出し――
どこかひとつでも、「AIに聞いてみる」ところから始めてみませんか？
- 「見てもらえた」だけでは、ゴールじゃない。
- お客様が「ここなら安心して申し込めそう」と思える
- 小さなひと押し＝安心感＋行動への自然な誘導
「うまく言えない」
「言葉が出てこない」
そんな気持ちを、AIはそっと支えてくれます。
ChatGPTもClaudeも、使い方はあなた次第。
相談相手として、ひらめきのタネとして、うまく付き合っていきましょう。
今日のSNS投稿、チラシのキャッチ、ホームページの見出し――
どこかひとつでも、「AIに聞いてみる」ところから始めてみませんか？
次回のテーマはこちら
次回からは通常シリーズに戻ります！
次回からは通常シリーズに戻ります！
「信頼されるホームページのつくり方」をテーマに、“伝わる設計”のヒントをお届け予定です。お楽しみに！
関連するコラム
