コラム

ホームページに“3秒ルール”があるとしたら、何を見せる?

~なぜ、たった3秒でページを閉じられてしまうのか?~

2025/05/23公開

お客様目線で考えるホームページの作り方

▶ このコラムは《全3回シリーズ》の第1回です。

【今回のテーマ】

第1回:ホームページに“3秒ルール”があるとしたら、何を見せる?

【これからの展開】

第2回:お客様の“見る順番”を知ると、ホームページの組み方が変わる

第3回: 申し込みたくなるホームページには、“あとひと押し”がある

このコラムは、「なんとなくホームページを作ったけど成果が出ない」「ちゃんと見てもらえてるか不安…」という方に向けた内容です。

1.なぜ、たった3秒でページを閉じられてしまうのか?

人はホームページを開いたとき、最初の3秒で「ここに自分に関係ある情報があるか」を判断すると言われています。

  • 何のサービスをしているのか

  • 自分に関係ありそうか

  •  信頼できそうか

これらが「パッと」わからないと、「よくわからないから、戻る」と無言でページを離れていきます。

 

2. あなたのホームページ、“お客様目線”で見るとどう映る?

開いた瞬間に…

  • 「何屋さん」かわかりますか? 

  • 「誰向けのサービス」か、伝わってますか? 

  • 「その人が得られるメリット」、見えていますか?

3. スクロールする前に「ここ、良さそう」と思わせるには?

お客様がホームページを開いて、最初の3秒で見る画面のことを、Web業界では「ファーストビュー」と呼びます。

でもむずかしく考えず、ここでは「一番最初に目に入るところ」と考えてください。

たとえばスマホなら、画面を開いたときにスクロールしなくても見える範囲。 

パソコンでも、最初に表示される上の部分です。

 

  • そこに何が書いてあるか?
  • 何が見えるか?

実はそれだけで、お客様の“見る・見ない”が決まってしまうんです。

 

4.ファーストビュー、たった3秒で「ここだ」と思わせる方法

ここからは、今日からでもできる具体的なポイントをご紹介します。
特別なツールやテクニックはいりません。ちょっとした「配置」や「言葉の一工夫」で、行動は起きます。

 

ホームページを開いて、パッと見て「ここ、良さそう」と思ってもらえたら大成功。 
それが3秒で伝われば、あなたのサービスは“選ばれる側”になります。

まずは、見込み客の心に「いいかも」の種をまきましょう。

たとえば

整体院なら:「国家資格者が施術」「初回体験で安心」など 
教室や講座なら:「未経験OK」「1回完結レッスン」など、
見た瞬間に“自分にも合いそう”と感じてもらえるキーワードを意識してみてください。

3秒で「ここだ」と思わせられたら、あなたのホームページは最強の営業マンになります。

「安心感」「わかりやすさ」「期待感」——それが最初の画面で伝わった瞬間、勝負は決まっています。
見込み客の心をつかむ準備、できていますか?

確認すべき3点

  1. 何をしている人・お店か(サービス内容)
    例:「〇〇市で女性専用のリラクゼーションサロンを運営しています」

  2. 誰に向けたサービスか(ターゲット)
    例:「30代からの肩こりに悩む方へ」

  3. 選ばれる理由(ベネフィット) ※あるとより効果的
    例:「初回から効果を実感/国家資格保持者が担当」

※「申し込みボタン(CTA)」については、すでにヘッダーや別セクションに導線があれば、必須ではありません。

5.自分の想いより、お客様の「知りたい!」を優先できていますか?

ホームページでありがちなのは、「自分が伝えたいこと」ばかりを並べてしまうこと。

でも本当に見てほしいのは、“お客様が探している情報”です。

たとえば:

  • 屋号や名前だけが目立っていても、何をしてくれるのかわからない
  • 「こだわり」ばかり書かれていても、自分に関係あるかが見えない

 自分では「伝えているつもり」でも、お客様には届いていないことがよくあります。

 お客様が知りたいのは、「それって私に関係あるの?」の答え。

まとめ:3秒で「自分ごと」にできたら、ホームページはもう半分成功している

それが、ホームページで成果を出すための一番の“入口”になります。

あなたのページを開いたその瞬間に、「ここ、気になるかも」と思ってもらえるかどうか。 

 それだけで、選ばれる確率はグッと上がります。

最初の3秒で「この人に相談したい」と感じてもらえる。

そのきっかけを、あなたのホームページに。

それが、ホームページで成果を出すための一番の“入口”になります。

あなたのページを開いたその瞬間に、「ここ、気になるかも」と思ってもらえるかどうか。 

 それだけで、選ばれる確率はグッと上がります。

最初の3秒で「この人に相談したい」と感じてもらえる。

そのきっかけを、あなたのホームページに。

次回のテーマはこちら

第2回:お客様の“見る順番”を知ると、ホームページの組み方が変わる

「読まれてるようで、読まれていない」?次回は“お客様の行動動線”を元にしたページ構成の考え方をお伝えします。

 

第2回:お客様の“見る順番”を知ると、ホームページの組み方が変わる

 

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